2022年の人口動態統計(概数)が発表されています
厚生労働省が2022年の人口動態統計(概数)を公表しています。
少子化・人口減の加速度的な進行が如実に現れる結果となっています。
まずは出生数です。
80万人を割り込むだけでなく、その減少数の幅も大きくなっています。
【前々回】2019年→2020年 24,404人減
【前 回】2020年→2021年 29,213人減
【今 回】2021年→2022年 40,875人減
合計特殊出生率も2015年から減少を続けています。更に昨今では算出方法の分母となる、49歳までの女性人口も減少を続けており、合計特殊出生率が増えたとしても少子化が改善されているという証と言えるか、難しい状況となっています。
都道府県別は以下のようになっています。
次は人口の自然増減数です。
【前々回】2019年→2020年 16,066人減
【前 回】2020年→2021年 96,341人減
【今 回】2021年→2022年 169,980人減
出生数が大幅に減り、死亡数が増加していることにより、大幅な減少してます。
正に加速度的に人口が減少していると言える状況となっています。
次は婚姻件数の状況です。
前年よりも増加しています!
コロナ禍・自粛ムードの収束から、延期されていた入籍や結婚式が行われた結果、という可能性がありますが、引き続き活発な婚活によって件数増が望まれるところです。
最後は婚姻件数における再婚割合です。
引き続き、全体のほぼ1/5という割合ですが、減少を続けています。
離婚件数自体も2000年代を境に減少を続けています。
こちらも前述の婚姻件数が増加したように、コロナ禍・自粛ムードの収束による変化が注視されます。