「18歳の意識調査 第3回 恋愛・結婚観」の調査結果

公益財団法人 日本財団が「18歳の意識調査」の第3回「恋愛・結婚観」の調査結果を発表しています。

調査は17~19歳の未婚男女が対象です。では早速結婚願望について見てみましょう。

 
あなたは将来、結婚したいと思いますか?

 
こちらの調査結果グラフは、全体の他、性別や恋人の有無や希望、将来子どもが欲しいか否かといった、それぞれの回答者毎に結婚願望の有無を出したものです。

まず全体では約75%が「結婚したい」という回答でした!

 
そして注視いただきたいポイントとしましては、青い囲い・矢印の箇所、恋人が「ほしくない」という回答の方の約40%が「結婚したい」という回答でした。

これは「付き合うなら結婚する人と」。または「恋愛は面倒だが結婚はしたい。」という考えの方が少なくないのかもしれません。

 
次はピンクの囲いと矢印の箇所。子どもが「ほしい」という回答者では約90%が「結婚したい」。逆に子どもが「ほしくない」という方は20%を割り込んで17.5%しか「結婚したい」という回答がありませんでした。

日本は結婚していない女性が産む子ども「婚外子」の割合が約2%(フランスやスウェーデンでは50%以上_OECD「Familiy Database」2014年より)で、結婚しないとほぼ子どもを産まない国です。この結果は17~19歳という年代でも結婚=出産・子どもという傾向の考えであることが顕著に表れた結果となっています。

 
そして黄色の囲い・矢印です。「自分が育った家庭と同じような家庭を築きたいと思うか」という問いに対して、「思う」と答えた方は約90%が「結婚したい」と回答しています。しかし「思わない」と回答した方では、約30%減の60%という結果でした。

その方が育った家庭環境が、後に自身の結婚願望にも大きく影響している可能性が見られる結果となっています。

 
これまでご紹介してきた調査結果では、男女での結婚願望というものが多かったですが、今回の調査結果のように様々な回答毎に結婚願望を聞いてみると、大変興味深い結果となっています。

ここで更に、なんでこの回答だと結婚願望が低いのか、といった点を掘り下げていくと昨今の未婚率の上昇や生涯未婚率の上昇について、何か新しく見えてくる要因があるかもしれません。

    
 

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