「我が国のこどもの数(2019年4月1日時点)」が公表されました
総務省が令和最初のこどもの日に「我が国のこどもの数」を公表しています。
こどもの数は38年連続での減少となっています。
また総人口に占めるこどもの割合は、なんと45年連続の減少(12.1% 前年比-0.2%)という状況です。
この人口に占めるこどもの割合を都道府県毎に見てみると、こども割合が最も多いのは・・・
「沖縄県(17.0%)」でした!続けて「滋賀県(14.0%)」、「佐賀県(13.6%)」となっています。
ちなみにこちら上位3県は、昨年に引き続いての順位となっていますが、その割合はわずかずつ減少してきています。
そして最もこども割合が低い都道府県は・・・「秋田県(10.0%)」でした。「青森県(10.8%)」、「北海道(10.9%)」が続き、こちらも昨年と同じ順位、かつこども割合は減少を続けています。
次には3歳毎のこどもの数を見てみましょう。
0~2歳のこどもの数が約7万人減と最も減少しており、引き続きこどもの数が減少することが予想されます。
今大人の方達がこどもの頃とは世の中が大きく変わり、昔よりも町中のこどもの数が少なくなっています。
地方ではその影響が顕著に表れており、各地で少子化対策が叫ばれています。
その成果というものは中々現れませんが、もし現在に至るまでそれらの取り組みもしていなかったとしたら・・・、この「我が国のこどもの数」も更にショックを受ける結果となっていたかもしれません。
今すぐの結果は不可能でも、今後も継続的に取り組むことで、僅かずつでもこどもが沢山いる日本の未来に近づくのではないでしょうか。