2024年4月13日
令和5年 人口動態統計 速報値が発表されています
2月27日、厚生労働省は2023年12月までの人口動態統計(速報値)を発表しています。
例年の速報値と確定値の差からの予想確定数もご紹介していきます。
速報値の出生数は、例年確定数よりも約3万人ほど多い数値となっています。
そこから予想すると、2023年の出生数は、最終的に約73万の確定数となる見通しです。
要因としましては、コロナ禍で特に2020年から婚姻件数が減少傾向にあり、その影響で出生数が減少して続けていると言われています。
2016年に100万人、19年に90万人、22年に80万人を下回ってきた出生数ですが、このままの推移ですと再来年には70万人を下回る見通しで、まさに加速度的に出生数が減少している状況です。
婚姻件数は2022年、前年よりも多くなりましたが、2023年は前年比減となりそうです。
例年速報値より確定数は約1.5万組少なくなりますので、約47万組で前年より約3万組減の見通しです。
この婚姻件数が減少している影響により、出生数も前述のように減少が続くという予想となっています。