2021年 住民基本台帳 人口移動報告が公表されています

毎年、ほぼ大都市圏への転入超過が続いておりました人口移動報告。

2021年はこれまでと異なる、大きな変化が起きていました。

以下は、都道府県別の転入と転出超過の状況です。

 
2021年 住民基本台帳 人口移動報告

 
 
それぞれを詳しく見ていきますと...。

 
【 転入超過で超過数が拡大 】
転入超過が最も多いのは神奈川県 3万1844人。次いで埼玉県 2万7807人、千葉県、福岡県、滋賀県の順となっています。

 
【 転入超過だが超過数が縮小 】
東京都は都全体では転入超過であるものの、東京23区は2014年以来の転出超過(1万4828人)でした。転出した人の多くが神奈川県、埼玉県、千葉県の隣県へ転入しています。

 
【 転出超過から転入超過に転じる 】
茨城県が2020年 2744人の転出超過から、2021年は2029人の転入超過に転じています!
また山梨県も 1449人の転出超過から686人の転入超過へ。
群馬県も 323人の転出超過から303人の転入超過に転じる動きとなっています!

 
【 転入超過から転出超過に転じる 】
全都道府県の中で、沖縄県のみ2020年 1685人の転入超過から2021年 207人の転出超過に転じています。

 
【 転出超過だが超過数が縮小 】
27府県で転出超過の超過数が縮小していました。最も縮小しているのが愛知県で 2020年 7296人転出超過から2021年 2747人の転出超過に縮小しています。

 
【 転出超過で超過数が拡大 】
広島県が最も転出超過数が多くなっています。2020年 5270人の転出超過から2021年 7159人の転出超過に拡大。
転出超過数の拡大は、次いで福島県 6116人。長崎県。新潟県となっています。

 
 
やはりポイントは東京都!

実は23区以外は転入超過が続いているのですが、23区で転出超過が拡大していました。

その分、隣県の転入超過が増えているのですが、やはりコロナ過を機としたテレワークの普及。

または感染予防等の理由により、都心から離れる動きが進んだ為、このような動きになったと見られています。

 
これから春。

就職・進学などで人口移動が多い時期を迎えますので、今後に動きが注視されます。

 
しかし!これだけ人口移動に例年と違う動きがあると、各地での出会い・婚活にも影響があるかもしれません!

そちらの今後の動きにも注視です!

    
 

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