2018年の人口動態統計 年間推計が公表されています
厚生労働省が2018年の人口動態統計 年間推計を公表しています。
まずは出生数の推計から見ていきましょう。
2018年も統計開始(明治32(1899)年)以来、過去最少を更新する見通しとなっています。前年よりも2万5千人減となり、3年前に100万人を下回ってから更に90万人代も割り込むこともそう遠いことではなさそうです。
減少を続ける出生数ですが死亡数は増加を続け、以下の人口の自然減(出生数が死亡数を下回った数)は過去最大となる見通しです。
この年間推計について厚生労働省は「未婚でも子供が欲しいという人は多い。出産や子育て支援など子供を持ちたい人が持てる政策を進める必要がある。」と述べています。
未婚で子供が欲しい方への支援も今後の日本で重要になってきますが、現状日本の婚外子(未婚の女性が出産した子ども)の割合は、年間に生まれる子どもの内、約2%(OECD「Familiy Database」より)と諸外国と比べて低い割合となっています。
これを逆に見てますと…実に98%が両親の結婚を経て生まれていることになります。
出生動向基本調査では18~34歳の男女の約90%が「いずれ結婚するつもり」という回答結果からも、結婚したいと思いながら、現在未婚の方の結婚をもっと支援するような取り組みも、これら少子化や人口減という大きな社会問題にも有効なのではないでしょうか。
このような中、残念ながら婚姻件数は過去最低の59万件(前年比1万6千人減)となる見通しです。
結婚を支援する様々な取り組みやサービスも日々見られますが、結婚を考える未婚の男女に、独身証明書等、様々な証明書類を取得している安心・安全な結婚相談所をより多くご利用いただければ、こららの社会問題の一助となるかもしれません。