2010年9月3日
人口の自然増減数が過去最大のマイナス幅となりました
厚生労働省から今月の2日、
2009年の人口動態統計の確定数が発表されました。
発表では人口の自然増減数はマイナス7万1830人となりました。
これは1899年の統計開始から初めてマイナスとなった2005年以降、
過去最大のマイナス幅となります。
<人口動態統計 : 厚生労働省が行っている統計。出生、死亡、婚姻、離婚などの件数が調査されます。>
<自然増減数 : 出生数から死亡数を引いた人口>
出生数は前年比2万1121人減の107万35人、
死亡数については前年比542人減の114万1865人となりました。
また以前こちらで紹介した2009年の「合計特殊出生率」についても、
前回と同じ1.37で確定しています。
これらは未婚化・晩婚化が進むことで少子化が更に進み、
ついに人口の減少が加速化していることを表しています。