統計が語る平成のあゆみ

今年の4月末で平成が終わり、新しい令和の時代となりました。

令和になって早7ヶ月、令和元年も終わろうとしていますが、改めて平成の約30年間を総務省が公表している「統計が語る平成のあゆみ」から、少しですが振り返ってみましょう。

 
平成30年間の総人口及び年齢別人口割合の推移

 
まずは人口です。現在政府の予想を超える早さで人口が減少していますが、平成は正に人口の増加から減少への変化を迎えた時代でした。

同時に人口の割合においては、人口の高齢化と若い世代の減少、少子化が顕著に表れています。

毎日のように人口減少や少子化の危機が取り沙汰されている現在から見ると、平成20年までは人口が増加し続けていたというのは、遠い過去の出来事だったような気がしてしまいます。

 
20~39歳の未婚率の推移

 
次は未婚率です。

男性も未婚率は上昇傾向、特に35~39歳の上昇率が大きいですが・・・

平成の30年間では女性の未婚率の上昇が顕著になっています。

30年間で25~29歳では約1.5倍!30~34歳は2倍以上!35~39歳では何と3倍にまで上昇しています。

男女雇用機会均等法の施行から女性の社会進出が大幅に進みましたが、現在は女性のキャリアと結婚・出産との両立が大きな課題となっています。

しかしここ数年は上昇率の伸びに鈍化が見られ、今後の令和での動きが注目されます。

 
一週間の夫・妻の家事・育児時間の推移

 
最後は、その女性のキャリアと結婚・出産を支える役割として、今後少子化対策の一環である夫の家事・育児への参画に関する調査結果です。

平成の30年間で・・・夫も家事・育児に参加するなっているのでしょうか・・・?

あまりに微妙な上昇で何とも言えませんが、減っていないだけマシと言えばよいのか悩ましいところです。

対して妻の育児時間が増大しています。幼児保育の無償化など施策が打ち出されていますが、令和で今後どのように変化していくのでしょうか。

また家事時間は減少していますが、これは便利な調理済の食品・冷凍食品を始めとする、お母さんを少しでも楽に、というこの30年間で開発された様々な商品ラインナップのお陰かもしれません。

 
ほんの少しですが、平成の30年間を統計から振り返ってみました。

もうすぐ令和2年を迎えますが、改めて今年終えた平成の30年間を振り返ってみて、皆様はいかがでしたでしょうか。

    
 

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