国民生活センターが結婚相談業のトラブルについて報道発表しました
国民生活センターが、未婚の子供を持つ親を狙った結婚相談業によるトラブルが増加しているとして、消費者に注意を呼びかけています。
国民生活センターが発表する、結婚相談業に対する苦情・問い合わせの件数は年々減少傾向にあります。
しかし、未婚者本人ではなく、その親が関与するサービスのトラブルは年々増加しており、特に自宅への電話や直接訪問して親に契約させるといったトラブルの割合が増加しています。
国民生活センターが発表した「結婚相談業の相談のうち親が関与している相談件数と、そのうち家庭への訪問や電話がきっかけとなった割合」のグラフです。
全体の4分の1を超える件数が親が関与している件数となっており、全体に対する割合は現在も増加傾向にあります。
実際のトラブル内容の一部が以下になります。
またこれらのトラブル事例から、問題点として以下が指摘されています。
業界の各事業者の方など長年の努力によってやっと昨今では苦情・問い合わせが減少し、業界の健全化が一層進んでいく流れの中、このような一部の悪質な事業者によって再び結婚相談業全体の信頼を揺るがしかねない状況になってしまっています。
私達事業者からも消費者に注意を呼びかける一方で、やはり消費者、親ご自身もこのようなトラブル事例を参考に、サービスの利用、契約の際にはご注意いただきたいと思います。