「猪口元少子化担当大臣スピーチ 平成20年12月19日(金)
於:結婚相手紹介サービス業認証制度認証書授与式)」
本日はお招きいただきましてまことにありがとうございます。
結婚相手紹介サービス業認証制度の創設、そして本日は認証書授与式でございますが、この開催を心からお慶び申し上げます。
この会場は非常に明るい華やかな雰囲気がありまして、私がいる永田町や霞が関より明るく、私自身も会場に入りました時から励まされる感じがいたします。
さて、多くの人たちを助け励ます、そういうことが皆様のお仕事だと感じています。
国としてもその重要性を認識しております。私は初代の専任の少子化担当大臣を2005年から2006年まで務めましたが、その時に取りまとめました「新しい少子化対策について」(2006年6月20日政府決定)という計画の中に、「認証制度の創設」をきちんと位置付けております。
さらにその後、与党で取りまとめている新少子化対策研究会の報告書の中にも、つい最近改めてその重要性を書き込んだところです。
そのような動きがあるなかで、経済産業省をはじめ関係の皆様が議論を一生懸命に進め、また大変なご苦労もあったと思いますが、このように認証制度の実現に今回JLCAの活動として至ったことを心からお祝い申し上げたいと思います。
皆様ご存知の通り、少子化につきましては2005年に合計特殊出生率が1.26になり非常に低く、今日やっと1.34ぐらいまで回復しましたが、いろいろな問題が背景にあります。
その中には、例えば、仕事と家庭が両立しにくいとか、地域の保育サービスが不足しているとか、親が孤立しがちであるという問題がありますが、何と言っても、結婚相手と出会う機会が少ないということが大きな原因であるといわれる地域もたくさんあります。
人間社会の問題に対応することについては、民間活動を応援するだけなく、政府としても問題を認識して、様々な取り組みをしているところでございます。
他方で、最近の新聞報道によると、消費者から苦情や相談も非常に多い分野であるということも聞いております。
そうであるならば、このサービスの分野が全体的に質を向上させ、そして意識改革を進めていくことが必要ななかで、認証制度が役割を果たしていくということが大事なことだと考えます。
JLCAの皆さんだけでなく、本日この会場にいらっしゃる皆さんは主導的な役割を果たしていくという使命をこの日本社会の中で負っていらっしゃると思いますので、ぜひそのように努力していただければと思います。
思えば、日本社会の古くからある、「結婚相手をみんなで助け合って紹介してあげる」という仕事が、現代社会ではサービス産業として発展しているということです。
結婚相手紹介は、古代から今日に至るまで、人の人生の根幹にかかわる一生のこと、本当にその人の人間生活にとって大切なことを扱うわけですから、深く考えて、信頼を高めて、水準を向上していくということを一緒に努力して参りたいと思います。
私も初代の少子化担当大臣でしたので、子供にかかわること、女性にかかわること、あるいは若い世代にかかわることは、私のライフワークであり、皆さんにとってもライフワークではないかと存じます。
ぜひご一緒に力を合わせていい時代を次の世代のために作っていく、そんなきっかけにしたいと思います。
本日は誠におめでとうございました。
以 上
